左反回神経麻痺

まとめ
※あくまで管理人(・ε・)顔文字の体験記です
(2012年3月28日更新)

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(1)
2010年11月ごろから声枯れがはじまりました。12月下旬くらいから
のみものでむせるようになり、せきも多く辛かった。


はじめは喉の病気と軽く考えていました。
耳鼻咽喉科のカメラで左の声帯の動きが悪いため、「左反回神経麻痺」の
診断と近くの大学病院への紹介状をもらい、その後の治療となりました。

大学病院ではあくまで悪性腫瘍の治療で、声が出るように何かしたことは
ありません。せきには入院中に「レスプレン」という薬が出ていましたが、
これは効いていない。
3月にせきは治まっていました。このせきは唾液などが常に気管に流れ込むために
出ていたのではないでしょうか。同じころに飲食時のむせこみも気にならなく
なりました。増粘剤は余ってしまった。
ひどいときは味噌汁も薬を飲むお水にだって増粘剤を入れなければいけなかった。
かき混ぜてから少々時間が経たないと粘りが現れない。牛乳にはあまり効果がない。
それはいい。しかし、
ペプシコーラに増粘剤をいれたら爆発しましたよ!!!!!なぜですか!
炭酸とは相性が悪いらしいんだけど注意書きが無かった(怒

(参考)



声枯れは相変わらず続いています。
生活に不便を感じるようになって早8か月…声枯れのせいで電話で済む用事が
出来なかったり、外出先でひとに声をかけることを避けたり、苦労が多いので
ございます。ひどい時は筆談で。しゃべると息が切れて苦しいのですが
周囲の理解はなく疲れるばかりなので、ひっそりと隠棲しているわけです。

声の治療は6月28日に大学病院の専門外来を受診しています。
肺ガンの治療終了から3か月経過した8月の下旬に次の診察があります。
病気のほうが落ち着いて、声枯れも最悪な状態に来てから治療を開始する
そうです。
「反回神経麻痺」治療については引き続き報告します。


(2)
6月の診察で声帯を膨らませるために使うコラーゲンにアレルギー反応が
出ないか、腕に注射しましたが3日程で蚊に刺されたような赤みは消えました。
8月の終わりの診察ではそれより、もう声があきらかにはっきりしてきたので
念のためカメラで声帯の様子を見て、経過観察としました。右の声帯が左を
カバーしてる訳じゃなくて、左が動いてるそうです。
この記事を更新している今は10月ですが診察日よりもっとはっきり声が出る
ようになりました。すごい回復力だと思います。最近では外出先で人との
会話をためらう必要がなくなりました。うれしいです!
次の耳鼻咽喉科の診察は10月下旬です。
(2011年10月5日UP)


(3)
声が出なくなったことでやっと病院にいったわたしですから、縦隔への転移は
感謝しないといけませんよね。ちょっとしつこい咳ぐらいならまだまだ放置してた
はずです。わたしはコールセンターに勤めていたので声が商売道具だから
大問題になったのです。

最近、違和感はまだ強いけどよく声が出ています。息苦しくなる頻度も減っています。
仕事を辞めたので、へんなストレスから解放されたのも喉に良かったのかも知れません。
次の診察でも手術を勧められることは無いでしょう。

入院中、呼吸器内科の医師から一度障害をうけた神経の回復はむずかしい、と
言われて絶望していたころはまだ職場に復帰するつもりであせっていたのです。
諦めたころに帰ってくる物もあるみたいですよ。
(2011年10月9日UP)


(4)
反回神経麻痺による声がれの経過観察で大学病院の
耳鼻咽喉科に行ってきました。前回の診察は半年前でした。
カメラで観察したところ左右の声帯がどちらもきちんと
動いています。声もしっかり出ているため、耳鼻咽喉科の
経過観察は最後となりました。

将来再発したらまた声でなくなるんだろうなぁ…やれやれ
考えても仕方ない、わかっていますが。
ともかくひとつ卒業できてホッとしました。
(2012年3月28日UP)





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